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会社設立のしかた~資本金~

2012.09.30
  • お役立ち情報

会社設立のしかた~資本金~

★資本金の目安は、300万円以上1000万円未満

新会社法により1円からでも会社を設立することになったけれど、対外的信用が低いのでやめましょう。
最低100万円以上、できれば旧有限会社の最低資本金である300万円程度が理想です。

なお、資本金額が1000万円1億円を境に税金負担が上昇しますので、注意が必要です。

1000万円未満にしておけば、設立1期目・2期目の消費税の納税義務が免除になりさらに有利です。

★許認可事業は、資本要件があるので注意!

下記のような許認可事業を行う場合には、それぞれ資本要件がありますのでご注意ください。
必ずしも資本金額をその金額以上とするという意味ではありませんが、資本金のみで要件を満たすのが手っ取り早いでしょう。

◎一般建設業許可の場合 ・・・  500万円
◎特定建設業許可の場合 ・・・ 2000万円

◎一般労働者派遣事業の場合 ・・・ 1000万円

◎一般貨物自動車運送事業の場合 ・・・ 開業資金の50%

◎第1種旅行業の場合 ・・・ 3000万円以上(別途、弁済業務保証金分担金1400万円)
◎第2種旅行業の場合 ・・・  700万円以上(別途、弁済業務保証金分担金 220万円)
◎第3種旅行業の場合 ・・・  300万円以上(別途、弁済業務保証金分担金  60万円)


★発行済株式数は、資本金÷1万円or÷5万円で計算する!

何株の株式を発行するかどうかは自由です。
一般的には、1株あたりの額面を1万円または5万円として計算します。
1万円のほうが覚えやすいですね。

(例)
資本金500万円の場合

額面500万円 ÷ 額面1万円 = 発行済株式500株


★発行可能株式総数は、発行済株式の4倍・10倍!

発行可能株式総数とは、会社が発行できる株式数のことをいいます。
公開会社の場合は、発行済株式数の4倍を超えることはできませんが、中小企業に多い非公開会社(株式譲渡制限会社)の場合は上限がありません。将来の会社の成長を見込んで発行可能株式総数は多めに設定しておくのが基本です。
覚えやすい10倍がよいですね。

(例)
資本金500万円・発行済株式500株の場合

発行可能株式総数を2000株(500×4)としておくと、将来2000万円まで増資できます。


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